その名物は大阪人ーー重点施策を数値化して訴える自治体の技あり広告|大阪府大阪市
大阪府大阪市は2025年9月、「令和7年度重点施策にかかる戦略的な情報発信事業」の企画・制作・展開の一環として、交通広告・Web広告・ミラー広告を展開。委託を受けた阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社が手掛ける本施策は、「数字でみる大阪市」をテーマに、健康・医療・福祉や子育て支援、防災などの重点施策を分かりやすく可視化しています。
市民の目線で市政を伝える
今回の目的は、市民が市政情報に触れる機会を増やし、理解や利用につなげること。健康・医療・福祉、子育て支援、防災といった暮らしに直結する領域を中心に、施策を具体的な数値で示すことで「なるほど」と納得できる広告を制作しました。数字を定量的に示すことでインパクトを生み、市民が「自分ごと」として意識しやすい点が特徴です。
大阪流の広告戦略
掲出場所も幅広く、Osaka Metro御堂筋線の梅田駅やなんば駅には大型交通広告を設置。大阪駅前地下道デジタルサイネージや阪急エントランスビジョンでも展開しています。さらに、Osaka Metro全103駅にB2ポスターを掲示しました。そのうちの14駅には「誰もが大阪名物 大阪人になれる」ミラー広告を設置。同時に、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県を対象にWeb広告を配信します。
この事例では、ポスター掲出で市政情報を市民に向けて、数字を軸に分かりやすく可視化しました。また、ミラー広告で広告閲覧者の「姿」をキービジュアルとして映し出すことで、当地の名物を「大阪人」として、その「大阪人」はまさに閲覧者自身だと訴求するアイデアが秀逸です。
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