職人の手仕事が生み出した「刺繍アニメーション」で50周年をPR|SHIPS

株式会社シップスは、2025年に設立50周年を迎えたことを記念し、キャンペーン「CRAFTMAN, SHIPS(クラフトマンシップス)」を開始しました。同社の歴史は、1975年に渋谷道玄坂でオープンした「MIURA & SONS 渋谷店」から始まったといいます。その歴史をともに歩んだ顧客への感謝の気持ちを込めて展開するキャンペーンです。

キャンペーンは、2025年9月5日(金)からスタート。そのテーマは「シップスに関わる人々の想いや歩みをつなぎ、未知なる航海を続けていく」という未来へのメッセージを込めたもの。

特設サイトでは、キャンペーンビジュアルやスペシャルムービーのほか、歴史を振り返るヒストリーコラム、50周年記念限定商品の情報が公開されています。

この取り組みの核をなすのは、499枚の刺繍をつなげて制作したというアニメーションムービーです。

それぞれ1つひとつを職人が手作業で縫い上げた刺繍は、膨大な時間と労力を要することから、クラフトマンシップの象徴ととらえました。ムービーディレクションは、YOASOBI「群青」やVaundy「置き手紙」などのアニメーションを手がけた牧野惇氏が担当。映像には、シップスに関わる人びとが登場し、今までの軌跡と未来への意志を表現しました。

このキャンペーンは店舗展開のみならず、交通広告を全国主要都市で掲出。9月1日(月)から30日(火)までは、新宿フラッグスビジョンと博多駅デジタル10面セットで放映しています。

さらに、9月8日(月)から14日(日)にかけては、仙台駅のJ・ADビジョン、名古屋市営地下鉄東山線のナゴヤサブウェイビジョン、大阪・京都・三ノ宮・天王寺・京橋のJ・ADビジョンWEST、広島駅南北自由通路などでも展開しました。

同時に、9月16日(月)から30日(火)まで、東京メトロ銀座線(画像上)・丸ノ内線の車両ジャックも行われています。

「海」「船」「航海」といった企業を象徴するモチーフを刺繍という手仕事で表現。普遍性と親しみやすさ、ぬくもりを感じさせるビジュアルは、“最高の普通”を掲げるアパレル企業ならではのもの。まさに、「青いまま進み」続けるフィロソフィーを120%の熱量で表現した、アパレル企業の大規模な周年キャンペーンが行われています。

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