まだまだ続く“きのこ・たけのこ派閥争い”? 新CMに山里亮太さんを起用
2025年5月20日(火)から、株式会社明治「きのこの山」の発売50周年を記念したCMが全国でオンエア中です。きのこの山といえば、同社が発売する姉妹製品「たけのこの里」との派閥争いが、ファンの間で繰り広げられていることでお馴染みです。
果たして、この争いに終止符が打たれる日はくるのでしょうか……。
CMでは「たけのこの山里」として、“きのこ派”とおぼしき研究員たちに取り囲まれる山里さん。「やめろ!俺はれっきとした“たけのこ派”だからぁ!」と抵抗しますが、きのこの山を口にした途端に“きのこ派”の「きのこの山里」へと変貌を遂げる……というストーリーを展開。
きのこの山・たけのこの里、いずれの派閥が優勢を示すのか。同社はこれまで複数回にわたって調査を実施し、これまでの結果から、日本国内では“たけのこ派”が多いということ示されているそうです。
しかしながら、世界20カ国の約1,000人を対象に両商品を実際に試食してもらったという最新の調査では、20カ国中14カ国が“きのこ派”に。国内調査とは逆転する結果を示しています。
“派閥争い”を話題としたプロモーションがたびたびに行われる両商品ですが、今回は「どっち派は、変わる。明治きのこの山、たけのこの里」というコピーに加えて、派閥転向した山里さんの「食べなきゃわからないよねー!」という言葉が示す通り、いずれも優劣つけられない愛されるお菓子であることが表現されています。
苗字に「山」と「里」を含む山里亮太さんを起用したにもかかわらず、「和平のシンボル」とせず、“たけのこ派”が“きのこ派”に転向する姿を描きました。引き続き、この愛すべきライバル関係をブランディングに活用していこうという現れなのかもしれません。
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