土壇場で本気になれる!?少年の一生懸命さが輝るクリスマスCM
“クリスマスキャロルの歌詞にちなんだストーリーのクリエイティブが出回る”という現象は、同シーズンのCMあるあるです。歌詞をブランドに寄せた事例や再解釈、替え歌など、2024年もさまざまな企業が高い認知度を誇るクリスマスキャロルというフォーマットを活用した宣伝物を公開しています。そんな中、アメリカのトヨタが公開したのは、サンタクロースの存在を信じてやまない男の子が土壇場で良い子を演じようとする微笑ましい長尺CMでした。
“Naughty List(悪い子のリスト)”というタイトルの動画では、クリスマスキャロルの名作「Santa Claus is Coming to Town」を聴いたとある男の子が急に焦り始め、今年迷惑をかけてしまった人々に謝罪行脚を行う様子が描かれています。
家族に、友だちに、そして知らない人に……ちょっとしたいたずら心で看板の向きを変えるなど、冗談半分で行った小さな小さな罪を許してもらうために奔走している姿は、プレゼント欲しさに頑張る子どもらしさだけでなくどこか逞しささえ覚えてしまうほど。
謝罪行脚を行う男の子が乗っていたトヨタの2024 Tundraの内装が丁寧に映され、かつクリスマスシーズンにぴったりな心温まる少年の願いがなんとも微笑ましいこのCM。既に高い知名度を持つ歌の力を最大限活かした、王道ながらも学びのある施策でした。
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