チャイと選書がUber Eatで気軽に自宅へ。オンライン書店「チャプターズ」の新サービス
株式会社MISSION ROMANTICが運営するオンライン書店「Chapters bookstore(チャプターズ)」が、2024年11月6日(水)からUber Eatsを活用したチャイと選書の配達サービスを開始しました。
この新サービスは、2024年4月に東京・市ヶ谷にオープンしたブックカフェ「チャイと選書 Chapters bookstore」で人気の10分間のお客様との対話を通じてチャプターズ選りすぐりの選書200作品の中から5冊を提案する「パーソナル選書サービス」の人気を鑑みて、自宅にいながら気軽に選書を楽しんで頂けるようにと導入したもの。
この取り組みは多忙なビジネスパーソンや日々のリフレッシュを求める人々に向けて、気軽に本との出会いを提供することを目的としています。
本との出会いを気軽に
チャプターズの「チャイと選書」サービスは、Uber Eatsを通じて本とチャイを自宅に最短30分で届けるという画期的な仕組みを採用しています。
Uber Eatsで注文できる週末選書セットには、「ぐっすり安眠できる本」や「失恋リスタート本」といったテーマが設定されており、ユーザーが自分の気持ちに寄り添う本を選ぶことが可能。また、30秒から3時間までの読書時間に応じた内容が揃っていて、短い時間でリラックスできるものからじっくり読めるものまで、ユーザーの時間に合わせて選択できるのが魅力的です。
配達地域は東京・市ヶ谷の店舗から半径10km圏内のエリアを対象に、仕事で忙しいビジネスパーソンが多く住む地域をカバー。利用者が「読書したい」と感じた瞬間に、手軽に本を手に取れる環境が整えられています。
このようにUber Eatsを導入することでユーザーはアプリで簡単に「チャイと選書」を気軽に利用できるようになったため、忙しい生活を送る若い層にますます支持されそうです。
チャイと選書のセットが生む新たな読書体験
今回のサービスでは本だけでなく、チャイも一緒に提供されることで新しい読書体験を創り出しています。
「もこもこホットチャイ」や「もこもこアイスチャイ」など、温かみのあるドリンクとともに本を楽しむことで、利用者にリラックスしたひとときを提供。読書をしている間、手元には温かいチャイがあり、心地よい雰囲気でリフレッシュできる点は、これからの秋冬のシーズンにぴったりでしょう。
チャプターズのブランディングと読書文化の普及
このサービスは、チャプターズのブランディングにもつながっています。同社が掲げる「本棚で手と手が重なる映画のような偶然の出会い」をコンセプトとした選書サービスは、映画「耳をすませば」に影響を受けた代表の森本氏が、人と本との出会いを大切にする理念を具現化したもの。
効率化が進む社会の中で、ゆったりとしたひとときや偶然の出会いを提供するチャプターズの試みは、単なるオンライン書店を超えた「出会いの場」としての価値を提供しており、今回のUber Eatsとの提携でさらに広がりを見せそうです。
なお、市ヶ谷の店舗ではオープン以来パーソナル選書サービスの利用者が増加しており、地域の住民や学生からの支持も高いことが伺えます。このオンラインとオフラインの融合により、チャプターズはより多くの人にとって身近な存在となり、読書文化の普及に貢献する取り組みとして今後の成長が期待されます。
人々に愛され続ける施策
「チャイと選書」サービスはUber Eatsの即時性とChapters bookstoreの選書してもらう楽しさを組み合わせた、新たな体験を提供する施策。
忙しい生活の中でも手軽に本に触れる機会を創出するこの取り組みは、チャイと組み合わせられることで利用者の日常に小さな癒しとリフレッシュの時間をもたらしています。
読書をより身近なものにする工夫と、心地よい読書体験が組み合わさった本サービスは、今後も多くの人々に愛され続けそうな予感がする施策でした。
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