生田絵梨花が半導体の世界をダンスで表現!ADEKAの新CM「素財姫」篇公開
株式会社ADEKAは2024年10月4日(金)から新TVCM「素財姫(半導体の世界)篇」を放映開始しました。
本施策は素財(※1)の重要性を広く伝えるべく、エンターテインメント性と技術を組み合わせたプロモーション施策。CMキャラクターには女優で歌手の生田絵梨花さんを起用し、テクノポップな楽曲とスタイリッシュなダンスで、半導体材料という専門的で地味な商材を親しみやすく表現しています。
ADEKAの課題と狙い
本CMの狙いは、一般的には馴染みの薄いADEKAが誇る世界シェアNo.1(※2)素財の先端半導体メモリ向け高誘電材料をエンターテインメントを通じて広く認知してもらうことにあります。
ADEKAグループは創業100年以上にわたって、生活の裏側で支える半導体材料や樹脂添加剤、業務用マーガリンなどの「素財」を提供してきました。しかし、これらの素財は消費者にとって直接目に触れることが少なく、その価値が理解されにくいといった課題があったのです。
そこで同社は今回のCMを通じて、普段の生活に欠かせない素財を「地味だけど、すごい。素財のアデカ」というキャッチコピーでアピール。さらに「素財姫」というキャラクターに生田絵梨花さんを起用することにより、親しみやすさと華やかさを兼ね備えたPRを実現しました。
このように同社はエンターテインメントを活用して、自社の取り扱う商材の存在意義を伝えることに注力しています。
※1:一般的には「素材」表記が正しいですが、ADEKAでは素材の「材」を財産の「財」と捉えているため、こちらの表記にて統一しています。
※2:富士経済「2024年 半導体材料市場の現状と将来展望」 High-k材料キャパシタ用のメーカーシェア2023年度実績。
エンターテインメント×技術力の効果
今回のCMでは、生田絵梨花さんがADEKAのブランドカラーに合わせた衣装で登場し、素財の化身「素財姫」として、普段は小さくて見えない先端半導体の世界を案内します。
CM内では、生田絵梨花さんが全長約3nm(ナノメートル)(※3)の姿に縮小され、半導体の分子構造を模した「オルセラダンサーズ」と共に、テクノポップ調の楽曲に合わせて軽やかなダンスを披露しています。
この「オルセラダンサーズ」は、ADEKAが誇る世界シェアNo.1の先端半導体メモリ向け高誘電材料「アデカオルセラ」シリーズを模したもので、CM全体を通じて技術力をエンターテインメントを通じて魅力的に表現されており、初めて見た人の興味関心を引く巧妙な工夫が施されています。
※3:当社先端半導体メモリ向け高誘電材料「アデカオルセラ」シリーズの分子構造を模した「オルセラダンサーズ」のサイズを基準とした場合の試算値。映像はフィクションです。
技術を効果的に伝える施策
技術的な素財をエンターテインメントを通じて効果的に広く伝えているADEKAの新CM「素財姫」篇。生田絵梨花さんのキュートなパフォーマンスを通じて、半導体材料という地味な素材が実は日常生活に欠かせない重要な役割を果たしていることを訴求しています。
企業の技術力を消費者に興味深く伝えるためにエンターテインメントを活用した今回のCMは、他の会社にとってもサービスや商材へ目を向けてもらうための広告手段として参考になりそうです。
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