日本酒「人と自然が共生することについて考えてみた」発売。あえて長い商品名の理由に迫る

宮城県大崎市に蔵元をおく株式会社一ノ蔵は、新商品「一ノ蔵 特別純米酒 人と自然が共生することについて考えてみた」を発売しました。消費者に自然との共生や環境保全に目を向けてもらおうと、商品コンセプトに「環境保全、地球のため地域のためにできることからはじめる」を掲げています。

この日本酒の原料には、同社の地元・宮城県大崎市の蕪栗沼周辺において、農薬・化学肥料に頼らず、冬の間も田んぼに水を張る農法「ふゆみずたんぼ」で育てたササニシキを100%使用。ラベルにも環境に配慮した資材を使うなど、1本まるごと地球環境について考えられたお酒になっています。

売上金額の一部は、蕪栗沼周辺の保全活動等を行っているNPO法人の支援に充てられるとのこと。自然を未来へつなぐきっかけになりそうです。

環境保護を意識した日本酒が続々と生まれる中、この日本酒はなんといっても、同社初の長い名前「人と自然が共生することについて考えてみた」がインパクト大。近年のマンガやアニメなどでみられる長めタイトルのブームが日本酒にもやってきた雰囲気があります。商品に込めた思いをありのままの名付けたことで、消費者へのコンセプトの伝わりやすさも抜群です。

同社はネーミングが長い分、「#ひとしか」で商品の認知向上を進めていくとのこと。4文字の略称付けはドラマの宣伝などでもよくみられる手法です。ネーミングの面から、環境保全周知に向けた工夫が存分に伺えるCSR施策でした。

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