携帯トイレが付いてくる!学芸出版社『トイレから始める防災ハンドブック』発売
株式会社学芸出版社は『トイレからはじめる防災ハンドブック』を携帯トイレ付きで限定発売。本書は災害時に重要でありながら見落とされがちなトイレ問題に焦点を当てています。
家庭や職場での備えを具体的に指南している本書は、丸善やジュンク堂書店の全国18店舗で販売されており、トイレ衛生の専門家である加藤篤氏が解説しているだけでなく、携帯トイレを付属している点にも注目されています。
本施策の背景にあるのは「震災や台風などの災害時に水洗トイレが使えなくなる可能性が高い」という現実です。同社は本書を通じて停電や断水の際には携帯トイレが役立つことをアピールしつつ「家庭や職場での備えを強化してもらいたい」という思いを伝えています。
携帯トイレは便器に設置して使用する袋式のトイレで、吸収シートや凝固剤で排泄物を処理可能。災害時でも衛生的に対応できます。同社は携帯トイレメーカーとの協力により、書籍1冊につき携帯トイレ1個を付けた特別セットを提供。消費者に対して実際に使えるグッズを提供し、災害対策の促進を図っている点は秀逸です。
本書は携帯トイレ以外にも、家庭や職場での具体的な備えの方法や、集合住宅や地域での協力方法、避難所でのトイレを清潔に保つための心がけなどトイレに関する事項を詳細に解説しています。防災意識を高めるための実用的なガイドとして、多くの人々に役立つ内容となっている点も魅力のひとつです。
同社は防災対策の一環として、本書を通じて消費者に実際の備えを促すとともに「トイレ問題」という見過ごされがちなテーマに光を当てることで、社会全体の防災意識向上に貢献しています。知識やノウハウの提供だけでなく、実際に使えるアイテムを付属するといった同社の施策は、企業のCSR活動において参考になる好例です。
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