福岡市が「100歳の自分」へ手紙を書くキャンペーン実施。残りの人生を考えるきっかけに

人生100年時代といわれている昨今。福岡市では、市民一人ひとりがイキイキと過ごし続けられるまちづくりを目指すプロジェクト「福岡100」が実施されています。そんな中、同プロジェクトの特別キャンペーンとして「100歳になったわたしへ『#100レター』」が2024年3月よりスタートしました。

「#100レター」では、「これからの人生何をしたいか。自分にとっての幸せは何か。」をテーマに、福岡市にゆかりのある著名人10名が「100歳の自分」へつづった手紙を公式SNSや福岡市内に掲出。掲出場所は工事現場の仮囲いや市関連施設、薬局などとなっており、協力してくれる店舗、団体、事業者も併せて募集しているそうです。また、公式noteにて、執筆に協力した著名人数名へのインタビュー記事を順次公開。「どんな思いで手紙をつづったのか?」「どんな将来にしたいか?」など、手紙を深掘りした内容が書かれています。

手紙の掲出に加え、「#100レター」を記念したプレゼントキャンペーンも実施。将来叶えたい夢や、100歳の自分に訊いてみたいことなど、「100歳になったわたしへ」をテーマに市民からメッセージを募集しています。インセンティブには、機能性表示食品やスポーツドリンク、活動量計といった健康を支えてくれるアイテム計10種類が用意されており、応募者の中から抽選で100名にプレゼントされる予定です。

まちづくりプロジェクトを加速させ、市民が将来について考えるきっかけを促す「100歳になったわたしへ『#100レター』」。市にゆかりのある著名人の起用や市民が自発的に参加可能なキャンペーンを織り交ぜた同企画は、「伝える」にとどまらず「行動を促す」ところまで意識した効果的な啓蒙施策といえそうです。

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