発端はファンたちから生まれたハッシュタグ スマホゲームの企業間コラボキャンペーン

スクウェア・エニックスのスマートフォン向けRPG「OCTOPATH TRAVELER (オクトパストラベラー) 大陸の覇者」が、クラフトビール「よなよなエール」など展開するヤッホーブルーイングとコラボレーション。プレイヤー間で生まれたX(旧Twitter)でのムーブメントから発展させたフォロー&リポストキャンペーンを実施しました。

このキャンペーンは、期間中に同ゲームの公式Xをフォローし、キャンペーンポストをリポストすることで、抽選で各5名に、ヤッホーブルーイングの「水曜日のネコ」または「よなよなエール」の12缶セットが当たるというもの。あわせてハッシュタグ「#よなよな歴戦の晩酌」をつけて晩酌の様子などの写真投稿も呼びかけています。

実はキャンペーンの冠となっている、“歴戦の晩酌”というキーワードは、この企画のためにネーミングされたものではなく、元は同ゲームを楽しむプレイヤーたちの間で自然発生的に生まれたもの。
ゲーム内に登場する「歴戦の○○」という、強力な装備シリーズやその装備を持つ者の通称にちなんでいて、夜な夜なゲームをしながらお酒を嗜むプレイヤーたちが、お酒やおつまみなどの写真をつけてシェアする際に使われ、晩酌投稿用として広く親しまれているハッシュタグでした。そんなトレンドがヤッホーブルーイング社の担当者に届き、同ゲームのサービス開始3周年のファン還元施策のひとつとして、コラボキャンペーンが実現したということです。

一般のユーザー(消費者)によって生まれたコンテンツを指すUGCを起点とすることで、企業とファンとがより良い関係を築け、ポジティブな話題のさらなる循環が期待できそうな施策です。

その他のマーケティング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=26
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る