気候変動の影響を受けている人の声をアニメで届ける、WaterAidが公開した啓発動画
水と衛生支援に取り組む国際NGOのWaterAidが、地球温暖化がもたらす自然災害・気候変動や環境保全の意識啓蒙のため、世界で実際に起きている出来事を現地の人のメッセージと共にアニメーションで紹介する啓発動画をイギリスで公開しました。
制作された3本の動画は、それぞれネパール、タンザニア、マラウイに住む人にスポットを当てたもので、彼らが直面する現状が描かれています。
自然災害 ネパール
「大雨が引き起こした土砂崩れで飼っていた馬4頭が流され、水源の一つが完全に埋もれてしまいました」
洪水 タンザニア
「私はもうすぐ80歳です。農業で生計を立てていましたが、洪水のせいでいまは仕事がありません。昔はこんなに雨が降ることはなかったのに……」
干ばつ マラウイ共和国
「見渡す限り、乾いた草とひび割れた大地が広がっています。ここに生命は存在しません」
各動画の最後は以下の共通したメッセージで締めくくられ、世界規模で進行する気候変動を食い止めようと呼びかけています。
“Climate change is here and it’s threatening people’s access to clean water. We can change that.(気候変動は、人びとがきれいな水にアクセスする機会を脅かしています。わたしたちはこの現状を変えることができます)”
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