アメリカ大陸に“飛行機のシルエット”を描く!ボーイングの遊び心溢れる新機種テスト飛行
Case: Boeing 787-8 Dreamliner
今月、アメリカの航空機メーカー ボーイングは、新機種「787-8 Dreamliner」のテスト飛行で遊び心のあるチャレンジを行いました。
シアトルにあるキング郡国際空港を離陸し、アメリカ大陸上空を周り、キング郡国際空港に帰ってくるというテスト飛行。新たなロールスロイス製のエンジン耐久テストとして実施されるため、長時間のフライトが必要でした。
どのように長時間のフライトを設計するか–そこでボーイングが考えたのはこの「787-8 Dreamliner」の機体のシルエットと全く同じ軌道を描くことでした。
機体のフライト履歴を追うことができるWebサイト「FlightAware」で追跡された結果がこちらです。
同様のサービス「Flightradar24」でも飛行途中から今回の試みに注目。Twitterで随時その様子がレポートされていました。
How cool is that?!@BoeingAirplanes is drawing a #Dreamliner with a #Dreamliner
Follow live https://t.co/ltUSXWvJ2a pic.twitter.com/qZ1WXCMn6j
— Flightradar24 (@flightradar24) 2017年8月3日
The gif this @BoeingAirplanes 787 drawn with a 787 deserves.
Still in the air at https://t.co/ltUSXWvJ2a pic.twitter.com/FOWMsfqYW1
— Flightradar24 (@flightradar24) 2017年8月3日
このテスト飛行はCNN、The Washington Post、Forbesなど数々のメディアによって取り上げられ話題に。ボーイングも自社のサイトでその成果を公開しています。
このフライトは約18時間。耐久性を実証するとともに、話題性も喚起した斬新なPR施策となりました。
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