旅行者を“できたてのビール”でお出迎え!メッセンジャーを活用したハイネケンのエンゲージメント向上施策

Case: Heineken A ‘Dam Fresh Heineken

ハイネケンの発祥地アムステルダムは1日に何千人もの旅行者が訪れる人気観光地。昨今ローカルビールブランドが勢いを増す中、ハイネケンの魅力を改めて伝えようと、世界各地からアムステルダムを訪れる旅行者を対象にホスピタリティ溢れるキャンペーンを実施しました。

「A ‘Dam Fresh Heineken」と名付けられた本企画は、アムステルダムに到着したばかりの旅行者に“できたてのビール”をプレゼントするというもの。ビールの醸造には時間がかかる為、準備は旅行者がアムステルダムに到着する1ヶ月前から始まります。

準備の流れはこのようなもの。まずは、パートナー会社のデルタ航空にアムステルダム行きの搭乗者リストを共有してもらい、ビールを希望する旅行者の人数と到着日を確認します。

そして旅行者が到着する28日前から醸造を開始。Facebookメッセンジャーを通して醸造の様子を旅行者1人1人にアップデートしていきます。

アムステルダムのおすすめスポットなども紹介しながら、メッセンジャーを通して出発までの約1ヶ月間旅行者とコミュニケーションを取り続けます。

そしてアムステルダム到着日当日、町の中心部にあるハイネケンの醸造所に行くと、「旅行者の名前」と「フライト情報」が書かれたラベル付きのビールが用意されています。もちろんその日に完成したばかりの“できたてのビール”です。

ラッピングにはアムステルダムの地図が印刷されており、旅行者の好みに合わせたおすすめスポットも紹介。

何から何までパーソナライズされたおもてなしに旅行者たちは大喜び。「今までのどのビールよりも新鮮でおいしい!」などポジティブなコメントがSNSを賑わせ、たった2週間でキャンペーン参加者数が上限を上回ったといいます。

ホスピタリティ溢れるおもてなしで旅行者のエンゲージメントを向上させたハイネケンのデジタル施策でした。

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