予算0で35万リーチ達成!動物愛護団体によるSnapchatの「犬フィルター」を使った啓蒙キャンペーン

Case: Snap For Dogs

毎年年越しのタイミングに、盛大な花火が打ち上げられるペルー。人間にとっては楽しいイベントも、耳のいい犬にとっては過酷な瞬間。犬の聴力は人間の500倍とも言われ、毎年花火の音が原因で死んでしまう犬がいる程だといいます。

動物愛護団体「Voz Animal」は、この事実について人々の理解を促すべく、『Snaps For Dogs』と題したキャンペーンを実施し、大きな話題となりました。

同団体が活用したのは、人気SNS・Snapchat。Snapchatの中でユーザーに広く親しまれている「犬フィルター」を使い、「犬フィルター」を通じて“打ち上げ花火が与える犬への悪影響”について情報を発信したのです。

すると発信から2日後に、ペルーの著名人らが反応。沢山の著名人が自身のSnapchatアカウントで、「犬フィルター」を使った発信に協力しました。

著名人の協力のおかげもあり、キャンペーンは瞬く間に拡散。12月30日と31日の2日間で、合計35万人もの人々にリーチすることができました。

ほぼ予算をかけずに認知拡大を図ることに成功した本企画。Snapchatで広く親しまれている「犬フィルター」を使った動物愛護団体によるクレバーな啓発プロモーションでした。

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