諜報員になるための素質をチェックする、英空軍によるリスニングテスト『Sound skills』
Case: Sound skills
イギリス空軍(Royal Air Force)が、外国の軍事・政治・経済に関する情報を収集し、諜報活動に従事する部門で働く人材を発掘するために実施したキャンペーンをご紹介します。
対外国専門の諜報員になるためには、語学に秀でているだけではなく、たくさんの情報の中から必要なものを瞬時に取捨選択する能力が重要。そこでHP上で公開したのが、『Sound skills』というリスニングテストです。
全5つの問題から構成されるテストは、それぞれ20秒ほどの音声ファイルを聞いた後に、その内容についての問いに答える形式。一度で分からなかった場合は、繰り返し再生することも可能ですが、聞き返すたびに得点が減点される仕組みに。
問題は、楽曲のワンフレーズを覚える、また屋外の騒がしい環境の中で、電話越しに話している男性の話を聞き取るなどといった具合。会話の内容を正確に把握し、記憶しなければならないので、非常に集中力のいる作業です。
Royal Air Forceでは、このリスニングテストでハイスコアを得ることができた人は、空軍が求める人材である可能性があるため、ぜひ求人に応募してみて下さいと呼びかけています。
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