【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 7/8

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、佐賀県、オリエンタルランド、室蘭市、リーボック、JR東日本の5つの事例をご紹介。

1:有明海直送の干潟=ガタの泥プールに浸かれる期間限定BAR(佐賀県)

GATA-BAR from SAGA

佐賀県は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の事業の一環として、パーティークリエイター「アフロマンス」とコラボレーションし、佐賀県南部に広がる有明海から直送された干潟の泥に浸かれるBAR「GATA-BAR(ガタバー)from SAGA」を、東京・南青山において、7⽉22日(金)〜7月31日(日)の10日間限定で実施。

佐賀県の名所の1つとしてあげられる「有明海」は、日本一の干満の差を誇り、干潮時には全国の干潟面積の約4割を占める広大な干潟が現れる。佐賀県の有明海沿岸部における干潟は「ソフトクリーム」のようなきめ細かい泥が広がり、日本ではここだけの特徴ある干潟だ。地元では干潟を単に「ガタ」と呼び、毎年初夏には、干潟を利用した様々な競技を行うイベント「ガタリンピック」も開催されている。本BARでは、佐賀県南部の人々にとって生活の一部とも言える「有明海の干潟」から直送して作った「潟泥のプール」に浸かる事ができ、さらに佐賀県の地酒や名産を楽しめるようになっている。都会の真ん中で気軽に干潟を体験できる空間を提供し、佐賀県に興味をもってもらうことを目指している。

2:夏の東京ディズニーリゾートを360°ビューで楽しめるVRコンテンツ(オリエンタルランド)

フライング・サマーマジック!

東京ディズニーリゾートでは、7月9日(土)から夏のスペシャルイベントが始まるのに先駆けて、今話題のVRを活用し、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの夏らしい爽快スポットをバーチャル体験できる無料コンテンツ「Flying Summer Magic!(フライング・サマーマジック!)」 を、8月31日(水)までの期間限定で公開中。

自身のスマートフォンで、どこにいても簡単に東京ディズニーリゾートにいるかのような 360 度ビューを体験できる。映像では、夏らしいパークの中で水や風を感じられるような爽快なスポットを巡ることができたり、かくれミッキーを見つけられる仕掛けになっている。また期間中に、新たなシーンやお楽しみポイントも追加される予定。なお、7月9日(土)からは東京ディズニーランド®で「ディズニー夏祭り」、東京ディズニーシー®で 「ディズニー・サマーフェスティバル」が展開される。

3:24時間滞在型フォトコンテスト「撮りフェス in 室蘭」(室蘭市)

撮りフェス in 室蘭

室蘭市は、北海道・室蘭をアピールする新たな町おこしとして、24時間という制限時間内に町を自由に散策しながら、町が待つ被写体としての魅力を写真に収めていく《滞在型フォトコンテスト=体験型ツーリズムイベント》の年中行事化を企画。

そして、室蘭にわざわざ足を伸ばしてもらう動機を創る為に、室蘭市の全面協力の下、コンテスト開催中は「普段は入ることができない撮影スポットの解放」や「海上から室蘭の景観を堪能できるクルージングの特別運航」等を整備し、写真愛好家に向けて室蘭の町を被写体として解放。作品は青山剛室蘭市市長や室蘭出身のアートディレクター葛西薫氏・カメラマン辻沙織氏らによる特別審査とInstagramやFacebook等を活用したパブリック審査を実施し、優秀作品を室蘭の公式観光写真に採用、各種広告/広報物に使用する仕組にする。参加受付期間は7月31日(日)まで、イベント期間は9月17日(土)〜18日(日)。

4:「25,915日」(リーボック)

リーボックは、世界9カ国9,000人を対象に、「人の平均的な人生の長さと運動についての関係」を調査したところ、平均的な人生の長さは「25,915日」であり、そのうち、人が運動に費やす時間は、わずか「180日(=4,320時間)」、なんと人生の「0.69%」しか費やしていないことが判明した。

これらの調査結果を受け、同社は7月5日(火)より、「25,915日」をテーマにしたブランドムービーを公開。本動画は、人生において心から走ることが大好きな女性の一生を、高齢期から子供時代にさかのぼり語られるもの。主人公の女性を通し、私たちが与えられた時間、身体を尊重し、笑顔でより充実した人生を、より健康的な日々を過ごしたいという気持ちを掻き立てられる内容になっている。

5:新宿駅新南改札前に「Suicaのペンギン広場」(JR東日本)

東日本旅客鉄道は、7月16日(土) より、新宿駅新南改札直結の歩行者広場を、利用者に親しみをもってもらえるように、Suicaカードのキャラクターにちなみ「Suicaのペンギン広場」と命名し、広場開きを行う。それに伴い、新たな待ち合わせスポットとして、シンボリックで愛らしい約2.5m(台座含)の「Suicaのペンギン」ブロンズ像を設置。また、7月16日(土)~8月31日(水)の期間限定で、高さ約3mの巨大な「Suicaのペンギン」パネルや、夏らしさをまとった「Suicaのペンギン」オブジェを複数設置する。

 

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