夢の目的地まであと○○時間!ニューヨーカーの足を止めた“リアルタイム看板広告”

Case: The JetBlue Card – Times Square Billboard

アメリカのLCCジェットブルー航空が、ニューヨークのタイムズスクエアにある大型ディスプレイを使って斬新な広告を展開し、ニューヨーカーや旅行者の注目を集めました。

この広告が伝えるのは、ジェットブルーの飛行機とクレジットカードを使えば、“人々が思っているよりももっと早く米国内の行きたい場所に行ける”ということ。

ディスプレイには、今この瞬間に、このタイムズスクエアを出発した場合、目的地に到着するまでにかかる時間が表示されます。

例えば、今タイムズスクエアを出発すると、デンバーには6時間2分22秒後に、そしてロサンゼルスには7時間46分59秒後に到着するということが分かります。

この時間には、もちろんタイムズスクエアから最寄りの空港であるJFK空港までの移動時間も含められています。その上で最短で乗れるフライトを見つけ、到着時間を算出しているのです。

このリアルタイム表示には、アンドロイドの技術とグーグルマップのAPIを活用。ここまでしっかり計算されると説得力を感じますね。

それでもやはり、忙しいニューヨーカーや旅行者に注目してもらうのは簡単なことではありません。
そこで、通行者の注目を集めるための施策として行われたのがツイッターキャンペーン。

ディスプレイに表示された特別なハッシュタグを1番早くツイートした人に、ジェットブルーの航空券が当たるというこのキャンペーンは、通行人の目を釘付けにしました。

ここ最近、徐々に広まってきているリアルタイムのディスプレイ広告。今回は難易度が高いと言われるニューヨーカーの足を止め、注目を集めることに成功したジェットブルー航空の事例をご紹介しました。

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