【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 5/13

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、グリーンリボンキャンペーン、信濃毎日新聞、KADOKAWA映画、GU、資生堂の5つの事例をご紹介。

1:Second Life Toys〜おもちゃの移植手術〜(グリーンリボンキャンペーン)

Second Life Toys

移植医療の普及・啓発を目的とした「グリーンリボン」のキャンペーン事務局は、移植医療の社会的な役割について、より多くの人の理解を深めるため、「Second Life Toys 〜おもちゃの移植手術〜」プロジェクトの一般募集を5月10日(火)より開始。それに伴い、同キャンペーンのコンセプトムービーを特設サイト及びYouTube にて公開した。

本キャンペーンの流れは、まず「ドナーとなるおもちゃ」の寄付を募ると同時に、「まだ遊びたいけど壊れてしまったおもちゃ」の修復依頼も特設サイトにて受付。そして、壊れてしまったおもちゃを、寄付されたおもちゃを使った移植手術でリメイク・修復。子どもたちとまた一緒に遊べるように命を吹き込み直すという取り組みだ。さらに、ドナーとなるおもちゃを寄付してくれた人には、おもちゃを譲り受けた人からの写真付きの感謝のメッセージが届く。移植を終えたおもちゃが、「協力しあい命を繋ぐ移植」の理解を促す象徴となり、遊びながら、子どもやその家族そして友達が移植の価値を学べることや、移植への関心を高めることを目指している。

2:カーネーション県が彩る母の日広告(信濃毎日新聞)

信濃毎日新聞社は、5月8日(日)の母の日に合わせて、信濃“母日”新聞を発行。長野県は、カーネーションの作付面積・出荷量ともに日本一であることにちなみ、新聞社の顔である題字を、母の日限定で変更。

また、朝刊で、いち早くカーネーション=紙面をある角度から見るとカーネーションが立って見える“アナモルフィックアート”を施した紙面「立体カーネーション」、協賛社広告を「約8,000本のカーネーション」で制作した紙面、そして長野県内の読者や親元を離れて暮らす長野県出身の大学生などから、お母さんに伝えたい思いを募集し、そのメッセージを掲載した世界で1部だけの「パーソナル母の日新聞」を届けた。

3:総選恐による「貞子vs伽椰子」映画プロモーション(KADOKAWA映画)

貞子vs伽椰子

6月に公開予定のホラー映画「貞子vs伽椰子」の公式HP内の特設ページで、貞子と伽椰子、どちらが勝つと思うかを予想する、”『貞子vs伽椰子』呪い勝つのはどっちだ!?「総選恐」キャンペーン”を開催。最恐クイーン同士の対決とあり、4月28日の投票受付開始時より互角の勝負を繰り広げているが、この拮抗する対決状況を打破すべく、貞子と伽椰子、各候補者による<政見放送>を5月11日より特設サイトおよびYouTubeにて公開。政見放送で貞子、伽椰子双方が対立候補者を煽っていくスタイルで、各候補者一歩も引かない、熱い政見放送バトルを繰り広げる。

なお、暗き一票”を投票してTwitterでつぶやくと、貞子、伽椰子、俊雄のサインが入った“激レア”映画台本や、ポスター・文庫本、映画オリジナルグッズなどの豪華景品が、勝利者に投票した人の中から抽選で当たる。

4:日本初のファッション・ムービー・リレー「セカツナ」(GU)

セカツナ

GUは、日本初のファッション・ムービー・リレー「セカツナ」キャンペーンを、4月29日(金)より開始。それに伴い、”セカツナムービー”を5月6日(金)より配信。
本ムービーでは、マギーや道端アンジェリカなど、多数のトレンドセッターと事前に投稿した一般の人が、「ファッションでセカイをツナグ」をテーマに、春夏のジーユーの大ヒット商品を使ったお気に入りのファッションに身を包み、「リア充」なシーンを撮影し、最後に「セカツナ」と言いながら、ハイタッチして次の方へバトンタッチする形式でリレーをつなげている。Instagram上では、ハッシュタグ「#セカツナ」、「#GUロングT」、「#GUビッグT」で見ることができる。

なお、本キャンペーンでは、GUのTwitterアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#セカツナ」とセカツナムービーURLを付けて、Twitterでシェアした人の中から、抽選で4名にトレンドセッターの道端アンジェリカ氏、MEGBABY氏、今井華氏、izu氏のサイン入りのGUロングTをプレゼントする。

5:SNS投稿から本当の性格を分析する「uno SOCIAL BARBER」(資生堂)

uno SOCIAL BARBER

男性用化粧品ブランド「uno(ウーノ)」は、この春、 「大人への進化」をサポートするブランドとしてリニューアル。ブランドコンセプトのもと、外見だけでなく、 内面からも「大人への進化」をお手伝いするツールとして「uno SOCIAL BARBER」をオープンした。

本ツールでは、FacebookやTwitterと接続することで過去の投稿を取得し、ディープラーニングを用いた独自の性格分析アルゴリズムで、興味関心の抽出や心理傾向の推定を行う。その人のSNS投稿された文から導き出される興味関心やポジティブ/ネガティブな言葉が、髪の毛で可視化されていくオリジナルムービーが生成され、ムービーが終わると、29パターンの性格タイプやアドバイスなどの分析結果が表示される。分析結果は、オリジナルのGIFアニメーションとして、FacebookやTwitterでシェアが可能。SNSの投稿を分析することで、29パターンの性格タイプに分類。SNSでの発言や態度は、意外と現実の自分とは異なるという意外な事実や、自分の知らない一面を浮き彫りにすることで、”大人な自分”になるきっかけを提供することを目指す。

 

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