これぞ日本の‘ものづくり’技術の結晶!レクサスが制作した「段ボールのセダン」

Case: The Origami Inspired Car Revealed

高級車ブランドのレクサスが、イギリスで、“ISモデルを段ボールで制作し、走らせる”という驚愕なプロモーションを実施しました。

こちらがレクサスの「IS 300h」。これを、日本のものづくり技術を結集して、段ボールで作り上げるというのが今回のプロジェクトです。

ボディーの中核にはスチールとアルミ製のフレームを採用し、自動車が実際に走行するために電気モーターを搭載していますが、その他は全て段ボール。実に1,700枚のも段ボールを使用するとか。

段ボールは一枚一枚丁寧にレーザーカッターにより裁断され、断面や側面の表情を最大限に生かして、「IS 300h」の魅力を再現しています。

出来上がった“段ボールバージョン”の「IS 300h」がこちら。外観だけでなく、内部も段ボール製です。

そして、非常にゆっくりですが、無事走行することもできました。

制作には、レクサスが実際に使用しているコンピューターデザイン・ファイルを用いて細かなスペックを段ボールの裁断に反映したといいます。

また、レクサスは、実際に製造ラインで働く従業員に“折り紙教育”を課しているといい、今回のアイディアはこれにヒントを得たものだとも話しています。

制作者が“アニメーションと現実世界の結晶”だと豪語する、段ボール車の製造風景をメイキング映像と合わせてご覧ください。


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