その名も「変なホテル」。 ハウステンボスにできた“ロボットホテル”の実態とは?

Case: 「変なホテル」

7月17日にハウステンボスにオープンし、話題を呼んでいるホテル、その名も「変なホテル」。

館内に入るとそこには人や恐竜の形をしたロボットが接客を担当。クローク、受け付け、さらには荷物のポーターまで全てロボットが行っているのです。

チェックインを終えればホテルの部屋には顔認証で出入りすることができます。

また、客室内にはタブレットとコンシェルジュロボットが配置されており、照明や空調、フロントや他の客室へのコール、そしてテレビと、宿泊客の全てのニーズを賄っています。

客室内にはアメニティなどは置かれておらず、またホテル内にはレストランがありません。アメニティや軽食は自動販売機にて購入することができ、宿泊客の選択を尊重し、“サービスの効率化”を図っているといいます。

業務の7割程度を自動化しているため人件費は通常の約3分の1。そして最新の技術を活用して光熱費も約5割程度削減しているというこのホテル。

宿泊価格の安さだけではなく、ホテルの『予約』方法としてオークション方式を導入し、価格の下限~上限を選択して予約することができます。上限で入札したお客様は即落札=予約となり、宿泊客自身で料金を決められるところも面白い点です。

専用サイトには「変なホテル」という名前の下に、「変わり続けることを約束するホテル」という記述があります。従来の枠にとらわれない、新しいホテル、新しいホスピタリティのあり方を提案するユニークな取り組みでした。

(via 変なホテル)

Written by Miyuki Abe.

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