「子供は“育てられた通り”に振る舞います」 育児環境の大切さを説く啓発広告

Case: Abuse, Gun

ブラジルで恵まれない子供への基金を運営する「Child Fund Brasil」が実施したプリント広告。

“子供の育つ環境がいかに大切か”を市民に訴えるために作られたクリエイティブです。全2種類。

・虐待編

・銃編

それぞれムチを手にした女性、拳銃を手にした男性に連なって、少女・少年が機械仕掛けでまったく同じ動作をしているシチュエーションを描いています。

コピーは…

Children do what they live.
(子供たちは、自らが生活してきたことをします。)

その下には「児童虐待を根絶する活動に協力してください」というメッセージが記されていました。

例外はあるものの多くの場合で、虐待や暴力を受けた子供、また、大人がそれを行うのを見てきた子供は、自らもそのような行為をする確率が高いというメッセージを極端なビジュアルを通じてコミュニケートしています。

そんな環境で育った子供が、自らの意志ではなく、“そうならざるを得ない”というニュアンスを機械仕掛けの表現で示唆しているようです。

(via adeevee)

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