安穏と運転できない“かの国”だからこそ成立する広告
Case: Mexican’s Streets
フォルクスワーゲンがメキシコで実施した、同車に搭載されている“ある機能”を訴求するためのプリント広告。
そのビジュアルがこちらです。
正式な広告からあえてコピーを取り除いていますが、どんな機能を訴求しているかわかりますか?
ポイントは前方にある車のリヤウインドウとリヤバンパー。
そこには銃器のデザインや怪しげなロゴマークがあしらわれていて、ギャングが乗っていることを想起させます。
コピーは…
The streets of Mexico are not a good place to get disracted. Front Assist. Keeps you safe.
(メキシコの道路は、気がそぞろになるには適さない場所です。フロントアシスト機能。あなたを危険から守ります。)
前方の車両や障害物などを感知し、制動距離を短縮するのに役立つフロントアシストを宣伝する広告でした。
ビジュアルとコピーを続けて見て、思わずニヤリとさせられます。作り手のいい意味での余裕を感じさせてくれる異色の表現でした。
別バージョンは下記からご覧ください。
参考サイト
adeevee
http://www.adeevee.com/2015/06/volkswagen-mexicans-streets-print/
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