掲載すること8年。生産者の想いが秀逸に表現された牛乳広告とは

Case: 全国農業協同組合連合会の牛乳広告

今年の春、新しく発表されたこちらの広告。

家族の酪農が育む一杯は、この国の財産だと思う。

全国農業協同組合連合会が、2007年より8年間に渡って掲載している酪農家にフォーカスした新聞広告です。

その中でも印象的なものをいくつかご紹介します。
2012年掲載のこちら。

「好きな道に進め」と父は言った。
それでも息子は、酪農を選んだ。

2010年掲載のこちら。

それでも、牛と生きていく。

氷点下10度、午前4時。
酪農家の朝は、いつもと変わらずはじまる。

この広告は、キャッチコピーだけではなく、白い枠(牛乳で満たされたコップをイメージ)の中に、その年やその時々の酪農家の生活や事象をテーマにコラムが綴られています。

普段私達が当たり前のように飲んでいる牛乳ですが、その裏には生産者がいて、飲む人に向けた思いが込められている。そんなことに気づかせてくれる広告です。

Written by Miyuki Abe.

(via 牛乳新聞広告シリーズ)

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