レクサスが「ミラノデザインウィーク」で示した、新しい車の“魅せ方”とは?
Case: LEXUS – A JOURNEY OF THE SENSES
先月、イタリアのミラノで開催された世界最大のデザインエキシビション「ミラノデザインウィーク」にて、日本が誇る高級車ブランドの『レクサス』がユニークな展示を行いました。
今回の展示は「LEXUS –A JOURNEY OF THE SENSES」と題され、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の“五感”をテーマに、来場者の創造力を追求した試み。展示コーナーは3つのゾーンに分かれ、来場者はそれぞれのゾーンで異なる体験を楽しむことができます。
ゾーン1では、部屋(コクーン)一面に飾られた鏡を通して、展示されたコンセプトカーを様々な角度から眺めることができます。同時に、様々なカラーイルミネーションが加わり、空間全体の色彩に変化を与え、新たな展示のかたちを追求しています。
また、ゾーン2ではLEXUS DESIGN AWARD 2015の受賞作品を展示しています。
そしてゾーン3では、雨、木、地球の3つのコクーンに分かれます。
‘雨’のゾーンで感じる雨の日の美しさと生命の恵み。
‘木’のゾーンで感じる自然の安心感。
そして最後の‘地球’のゾーンでは、LEXUSならではの‘おもてなし’をテーマとし、地球の恵み、暖かみを表現しています。
宇宙の世界を表現したコクーンに入り、地球の恵みである生物の命(野菜や肉類、魚介類)を材料としたスープを味わい、五感で地球、そしてLEXUSのおもてなしを体験します。
来場者はこの3つのゾーンを通して、ドライビングの歓びや自然との一体感を体験していく、そんな構成になっています。
『想像を超えた革新的な体験をお客様や世界へ届ける』というメッセージを掲げるLEXUSが、‘五感’という人間本来の感覚に目をつけて展開する今回の展示は、ドライブ本来の楽しみや歓びを今までとは違った角度から呼び起こしてくれるのではないでしょうか。
Written by Miyuki Abe.
動画はコチラ
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