英ネット生保の「低価格」訴求PR “紙幣でできたビーグル”をロンドンの街中にリリース

Case: RELEASE THE POUNDS

イギリスのネット生保・Beagle Streetが実施したユニークなPRスタントをご紹介します。

同社は従来型の生命保険会社に比べて保険料が30%ほど安いのが魅力ですが、PRに携わる人には周知の通り、低価格というメッセージを人々に根付かせるのは容易なことではありません。

そこで今回エージェンシーのThe Academyの協力を得て作ったのが、紙幣でできた折り紙。10ポンド紙幣で社名にもなっているビーグル犬を数百匹折り、それに同社の広告をつけてロンドンの街中に“放した”のです。

ビーグルを見つけた市民は自由に持って帰ることができます。低価格という同社のポリシーを伝えるために、文字通り“人々のポケットにお金(紙幣)を返す”というコンセプトの施策でした。

この試みはメトロ、デイリー・テレグラフ、デイリー・ミラー、ザ・ドラムなど数多くのメディアで取り上げられるとともに、スタントを目にした市民によるクチコミも大いになされたといいます。

 

 

今後数週間のうちに他の都市でも同様のスタントを展開していくそうです。人々を笑顔にさせる愉快なPR施策でした。

(Images source by Beagle street

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