『ハッシュタグを返してほしくば、面談せよ!』 広告業界志望学生が考案したハッシュタグハイジャック
Case: Wehaveyourhashtag
広告会社で働くことを夢見る学生が、広告会社の注意を惹くために考案したInstagramを使ったケーススタディをご紹介します。
広告会社でインターンシップの座を獲得したいと願うのは、スウェーデンで学ぶオランダ人の学生Max Kurstjens君。そんな彼が、TBWA、Droga5、Wieden + Kennedy等大手広告会社とコンタクトを取るきっかけを作るために着目したのが、各社がInstagramで展開しているハッシュタグ。
広告会社各社はハッシュタグをよく活用していますが、今回Kurstjens君は、各社のハッシュタグをハイジャックし、ハッシュタグの返還と引き換えに面談を要求するという試みを考案しました。
Kurstjens君のプランは、まずInstagramで自身のアカウントを作成し、広告会社各社のハッシュタグをつけて膨大な数の画像投稿を行い、各社のフィードに自身の投稿画像を大量に送り付け、自身の投稿で溢れさせます。
それら画像は“複数枚の画像でひとつのイメージになるよう投稿”し、そこには「We have your hashtag(あなたのハッシュタグを私たちが持っている)」というメッセージとサイトのURLが現れます。
広告代理店の人が気になってそのサイトに遷移すると、ロボットが広告代理店名のハッシュタグを破壊したり、火にあぶったりするイメージが現れます。そして「このハッシュタグを返して欲しければ、一度僕と面談してください。」と訴えるという趣旨でした。
Kurstjens君が本プランを実行し、実際に面談にありつけたかどうかは不明ですが、広告業界志望者らしいクリエイティブなアイディアでした。
動画はコチラ
Casestudy – Wehaveyourhashtag from wehaveyourhashtag on Vimeo.
参考サイト
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