スーパーボウルCMの新たなPR術!? バドワイザーがティザーに“GIF動画”を活用
Case: Lost Dog
もうすぐアメリカ最大のスポーツイベントであるスーパーボウルが開催されます。全米中が注目するイベントとあって、各社が放映するCMにも注目が集まり、毎年趣向を凝らしたCMが制作されますが、昨年ひときわ注目を集めたものにBudweiserのCM “Puppy Love”(『仔犬と馬の絆』)があります。仔犬と馬の友情を描いた同作は全米を感動の渦に包み込み、YouTubeでの視聴回数は5500万回を超えました。
Budweiserは、今年のスーパーボウル用のCMで同作の続編を予定しており、先日、ティザーとして複数のGIF動画と画像を公開しました。
今年のCMの題名は“Lost Dog”というもので、道に迷った仔犬が「友情の本当の意味を学ぶ」という感動的なストーリーとなるそうです。
GIF動画や画像だけでも心打つストーリーへの期待が高まりますね。
スーパーボウルのティザーで、GIF動画を公開するのは大変珍しい試み(※筆者は初めて目にしました)。デジタル領域の[事前]PRにおいて、人々の脳裏に印象深くクリエイティブを刻みこみ、当日公開されるCM本編への注目度を高めるためのアプローチだと思われます。昨年大きな話題になったCMの“続編”ということも、今回の取組みの後押しとなっているのかもしれません。
今年はどのブランドのスーパーボウルCMが、“CM部門”の頂点に輝くことができるのか…今から注目です。
参考サイト
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