いまだかつてない“目を覆いたくなる”ファッションショー

Case: Fashion Show

家庭内暴力の被害者を支援する団体「N’weti」と大手広告代理店の「DDB」が、モザンビークのファッションウィークで実施したドメスティックバイオレンス問題の啓発キャンペーン。

11月25日~12月10日まで開催されるファッションウィークの最終日が、「国際人権デー」にあたるということで、イベントの締めくくりとして行われた取組みです。

『決して開催されるべきではなかったファッションショー』
そんなメッセージから始まる今回のショーは、痛ましい暴力の跡を残したDV被害者の女性たちがファッションショーのモデルとなり、一人ずつステージをキャットウォークしていくという企画。

彼女たちが舞台を闊歩する中、会場には「モザンビークでは家庭内暴力は深刻な問題です」、「この“トレンド”を終わらせよう」といったアナウンスが流れます。

さらにショー終盤に彼女たちが手にするプラカードには、「トレンドにできることではない」「(DVに悩んでいる方は)この番号に連絡してください」「12月10日は世界人権デーです」といった文言が書かれています。

同国で社会問題となっているDVの問題について、ファッションショーに来場した観衆に驚きとともに啓発するというセンセーショナルな試みでした。

動画はコチラ

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/nweti_organization_fashion_show

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