新税導入に「嘆きのツイート」をした人へ試乗車を回す、プジョーの“駆け込み試乗会”
Case: Real time test drive
2014年末、チリでは税制度が改定され、新車購入時に“green tax”という新たな税が課税されることになるとの報道がありました。この“green tax”は新車1台につき平均約355,000ペソ(約7万円)と言われ、多くの悲鳴がSNS上を瞬く間に埋め尽くしたといいます。
そんな中、フランスの自動車メーカー・プジョーは、新税導入前の駆け込み需要を煽るべく、“駆け込み試乗会”なる企画を実施しました。
今回プジョーが実施したのは、Twitterと連動したリアルタイムの出張試乗会。Twitterで「何にでも課税するのをやめてよ!新車を買ったら、追加で新たな税金を払わないといけないなんて!」などというツイートをした人に対し、「今ならまだ課税されずに買えるよ!」・「今どこにいるの?プジョーの試乗車で迎えに行きます!」とリツイートし、試乗者のところまで実際に出向き、試乗会を実施するというもの。
新税導入までに残されたわずかな期間に、新税を嘆く多くの人に試乗してもらい、駆け込み購入を促すという本試乗キャンペーン。
試乗した人は、試乗車の低燃費や快適さを体験し、「いつまでに買えば追加税を払わずに済むの?」、「何色の在庫があるの?」と限られた時間を意識して、購入に前向きな反応だったといいます。
SNSで飛び交うリアルタイムな反応を使って、リアルタイムに試乗車を提供することで販売台数の増加を狙った愉快な駆け込み試乗キャンペーンでした。
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・世界の斬新な試乗プログラム10選
動画はコチラ
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/online/peugeot_real_time_test_drive
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