「バッテリーの持ち時間から解放されよう」サムスンのインサイトを突いた比較広告
case: Wall Huggers
アメリカでサムスンが実施したちょっと過激なテレビCMをご紹介。
誰もが近年、スマートフォンについて感じているストレス。その最たるものは「バッテリーの持ち時間の短さ」ではないでしょうか?
そんな問題をテーマにしたサムスンの新テレビスポットです。タイトルは“Wall Huggers”(壁にしがみつく人たち)。
充電する為に壁の前から動けない人々の姿で、CMがはじまります。
公共の場で座り込んで充電する人や…
トイレの電源から充電する人。
日本でもよく見られる光景が大げさに描かれていきます。
人の邪魔になっているのに迷惑そうな顔をする人も。
そして、そんな電源から離れられない人々はiPhoneなどサムスンの競合端末を使用しています。このようにダイレクトに他社製品を出してしまうのが海外CMらしいですね。
ここで対称的にサムスンを使う女性。他社のスマホを使う友人が「充電しなきゃ」と言っても…
サムスンを使っている女性はまだまだ充電が持ちそうなので「大丈夫よ」と言います。
最後にはサムスンを使う男性がバッテリーを交換するカット。サムスンなら他のスマートフォンにはできない「バッテリー交換」さえできてしまうことをコミュニケートしています。
ナレーションは、“Don’t be a wall hugger.(壁にしがみつく人になってはいけません。)”
「バッテリーの持ちが良い」という商品特性を全面に押し出した、攻撃的な比較広告でした。
海外ならではの比較広告に関心のある方は下記もご覧ください。
・世界のユニークな比較広告(まとめ)
動画はコチラ
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/tv/samsung_galaxy_s_5_wall_huggers
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