「事故にあった人こそが知る標識の大切さ」自動車ブランドが中国で展開した安全運転の啓蒙広告
Case: Buick: Speed Limit
中国で実施されたシリーズプリント広告をご紹介。BUICK(ビュイック)はアメリカ合衆国の自動車メーカー、ゼネラルモーターズ(GM)が製造・販売する乗用車のブランドのひとつです。
同ブランドが道路上での安全を呼びかけるべく製作したクリエイティブがこちら。
・スピード制限篇
・トラック進入禁止篇
・信号篇
・歩行者進入禁止篇
・進入禁止篇
人やクルマのいない道路に、象徴的にひとりの人だけが道路標識を手に持って立っているビジュアル。それぞれの人が違った部分を怪我しています。
ロゴの反対隅を見るとそこには、彼ら個人の名前と、なぜ手や足を失うことになってしまったのか、その交通事故の内容が書かれています。例えば進入禁止篇では、「WANG YA NAN 夜間に逆走をしてしまいクルマと衝突。」といった内容が書かれています。
ロゴ横のコピーは、“SIGNS ARE THERE FOR A REASON.(道路標識がそこにあるのには、理由があるのです。)”
標識を無視または見落としてしまったことにより起きた悲惨な事故の結果を静かなトーンで恐怖訴求したプリント広告でした。
参考サイト
Creative Criminals
http://creativecriminals.com/buick/speed-limit
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