壁に刻まれた身長が語る悲痛な事実とは?

Case: Child Measurement

ドイツのハンブルグで実施されたプリント広告をご紹介。

広告主はISHRという世界的な人権団体。彼らが地雷をテーマに制作したクリエイティブがこちら。

壁に刻まれた誰かの名前と、年齢を表す数字。日本でも習慣がある、「身長を柱などに記録する」情景を描きました。

ひとつだけ普通ではない点は、7歳から8歳になった時に、身長が縮んでいること。その理由はコピーに書かれています。

About 50 percent of all landmine victims are children.
(地雷の犠牲者の50%は子どもたちです。)

そう、“地雷により足を失ってしまった事実”を、この壁に刻んだ名前と数字で表現したのです。

静的だけれども衝撃的なビジュアルで、見る人に地雷がもたらす悲惨な現実を突き付け、想像力を働かせるプリント広告でした。

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/international_society_for_human_rights_child_measurement?size=original

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