「それは、誰かの人生を生きること。」臓器ドナーになる意味を瞬時に腹落ちさせる広告。
Case: Live twice
メキシコの首都であるメキシコシティで実施された、臓器ドナーの募集広告をご紹介。
ドナーになるという、日常では想像することが難しいことを、分かりやすくかつ短く言い当てたアイデアがこちらです。
上下で2枚の写真を並べることで、まるでひとりの人のように見えるビジュアル。その理由はコピーを読むと分かります。
“live twice.Sign up and become an organ donor now.”
(2度、生きよう。サインアップして、臓器ドナーになろう。)
臓器ドナーになることは、「もう一度誰かの人生を生きること」。そんなメッセージが一目で分かるクリエイティブに仕上げられています。
臓器ドナーという一般の人にとって身近ではないトピックに、クリエイティブの力をもってストーリーを付与することで、自分ゴト化させることに成功したプリント広告でした。
世界各地で制作された、臓器移植のドナー登録を啓発する広告に関心のある方は下記もご覧ください。
・ドナー登録を促す秀逸な広告(まとめ)
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/mexican_transplant_association_live_twice_4
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