「正そう。」このシンプルなコピーで、大きくジャンプしたプリント広告
Case: Make it Right
ケニアのナイロビで制作されたシリーズプリント広告をご紹介。
BIC(正式社名:ソシエテ・ビック Société Bic) は、全世界160カ国以上で1800億円以上の売り上げを誇る世界有数の筆記具メーカー。
同ブランドが自社の修正液(white out)、「wite out」というプロダクトを訴求するために制作したクリエイティブがこちら。road篇、street kid篇、robber篇の3シリーズです。
それぞれ同じ絵が左右に並んだクリエイティブ。その一部分が修正液で消され、べつのものに描き変えられているという表現です。
道路篇では、道に空いた穴が、埋まっている状態に。ストリートチルドレン篇では、目の前に置かれたカンが教科書に。強盗篇では、ナイフが花束に、それぞれ変えられています。
コピーは、“Make it Right(正しくしよう)”。
修正液を「何かを正してくれるもの」と解釈し、それぞれ「あるべきもの」に置き換えた表現。
“Make it Right”という、日本語にはできない英語的表現が効いたコピーワークが素敵な文房具のプリント広告でした。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/bic_road
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