映画のラブシーンに、コーラをすする自分が出演!?
Case: Coca-Cola SLURP!
皆さんは映画館で映画の鑑賞中、ズルズル音を立ててドリンクを飲む人やムシャムシャポップコーンを頬張る人の音が気になったことはありませんか?
今回コカ・コーラは、驚きのスタントを通じて「上映中はお静かに願います!」というマナー告知を行いました。
舞台となったのは、デンマーク・コペンハーゲンのとある映画館。待合ロビーに大きな緑のスクリーンと、スクリーン前を行き来する人を撮影する隠しカメラを設置します。
ターゲットは映画を見るために来館した多くのお客さん。
何も知らず、緑のスクリーンの前でコーラをズルズル飲んだり、携帯電話で話したり、コミカルな表情を浮かべるお客さんをこっそり撮影します。
映像は即座に合成され、本編上映前に流れる予告篇映像に組み込みました。
映画館で実際に流れた予告編は、最も静かに見たい、つまり最も音が気になる「ラブシーン」。
そこに、突如、先ほどロビーで隠し撮りしたズルズル音を立ててコーラを飲むお客さんや、まるでラブシーンにくぎ付けになっているかのように見える表情を浮かべるお客さんや、携帯電話で話すことに夢中になっているお客さんの映像が現れ、ラブシーンとまさかの“共演”を果たします。
突然のドッキリ映像に、お客さんは大喜び。しかし、同時に、何気なく立ててしまっている音が映画にもたらす影響を実感することになりました。
コカ・コーラは、『上映中に立てた音は知らず知らずのうちに映画の一部となってしまい、映画に割り込んでしまうのと同じこと。結果、映画はまったく別のものになってしまいます』とのメッセージを身をもって体験してもらうことで、上映中のマナー向上を促したかったといいます。
コペンハーゲンでのスタント動画の他、同じラブシーンの別バージョンと、ポップコーンを頬張る女が登場するサスペンスバージョンもあります。合わせてご覧ください。
動画はコチラ
世界各地で実施されたコカ・コーラのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
参考サイト
Adweek
http://www.adweek.com/adfreak/unsuspecting-moviegoers-get-dropped-sex-scene-real-time-ad-156300
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