「中古車」の価値を、「中古紙」を使って訴求したBMWのアンビエント広告
Case: Christmas wrapping paper
イタリアのミランで実施されたBMWのアンビエント広告をご紹介。
クリスマスは、プレゼントの季節。それと同時に、包み紙のゴミが多く出る季節でもあります。
BMWはこの時期を、「消費者に中古車の利点を伝える絶好のタイミングだ!」と考えました。
彼らが制作したのは、「セカンドハンド(中古)ラッピングペーパー」というアイデア。
BMWから見込み客へ送るクリスマスメールに、ラッピングのデザインがなされたデータを添付。
片面使用した紙にこのデザインを印刷して、ラッピングペーパーにしました。
表にはブランドからのメッセージが。
「みんなに大切な資源を守る為に、この紙は使用済みの紙からつくられています。BMWプレミアムセレクション。オフィシャル中古BMW。」
こうして、「たとえ中古車でも、BMWには素敵な価値があります」ということを訴求しました。
コミュニケーションのタイミング(=クリスマス)の発見と設定がおもしろいアンビエント広告でした。
世界各地でBMWが手掛けた広告施策に関心のある方は下記もご覧ください。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/bmw_premium_selection_christmas_wrapping_paper
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