SNS依存を解消する「ソーシャルメディアガード」
Case: The Social Media Gard
もはや私たちの生活の一部と言っても過言ではない、ソーシャル・メディア。世界中の人と気軽にコミュニケーションが取れる一方で、家族や友人と一緒にいるにも関わらず、会話もろくにせずスマートフォンに没頭してしまう光景をよく見かけるのも事実。
『世界とつながる前に、目の前にいる大切な人と心を通わせることの方が大切なのでは?』そう考えたコカ・コーラは、スマートフォンから視線を外し、現実の世界へと目を向けさせるアイディアグッズ、「ソーシャルメディアガード」を開発しました。
病気や怪我をしたペットが、傷口をなめるのを防止するための「エリザベスカラー」のような見た目のこのアイテム。SNS依存の人が首に装着すると、下方への視界が遮られ、スマホが視界に入らなくなるという仕組みです。
ずっとスマホを見続けていた視線を上げると、目に映るのは大切な友人や恋人、そして最愛の家族。
良く冷えたコカ・コーラを飲みながら、身近な人と“本物の時間”を共有しませんか?というメッセージを投げかけています。
SNS依存の現代人に問題提起をするために、あえて“実際は使わないであろう極端なテイストのアイテム”を制作したようです。『こんなアイテムを使わないと、SNSから抜け出せないのもバカバカしいよね。 皆さんはもちろんそうじゃないよね!』といったニュアンスでしょうか。
当然のことではありますが充実した現実世界があってこその、ソーシャルメディアなのだということを改めて訴えかけるプロモーションでした。
世界各地で実施されたコカ・コーラのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
動画はコチラ
参考サイト
Buzzilla’s Blog
http://www.digitalbuzzblog.com/coca-cola-the-social-media-gard/
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