スーパーヒーローの存在を真っ向から否定する人権団体の広告

Case: SUperman,Wonder Woman

ベルギーで制作された子どもの夢を壊してしまうかもしれないシリーズプリント広告。

アムネスティ・インターナショナルは、国際連合との協議資格をもつ、国際的影響力の大きい非政府組織(NGO)です。国際法に則って、死刑の廃止、人権擁護、難民救済など良心の囚人を救済、支援する活動を行っています。

そんな団体が、キャンドルを買うことでそのお金が寄付となり彼らの活動をサポートできることを、大胆なクリエイティブで訴求しました。

スーパーマンとワンダーウーマンという世界的に有名なヒーローキャラクターを、映画の合成等でよく使われるグリーンバックやブルーバックで描いたビジュアル。

コピーは、“スーパーヒーローは存在しません。あなただけが人権を守る力を持っています。キャンドルを買って協力してください。Amnesty International”。

「ヒーローは映画やアニメの中にしか存在しないから、あなたが現実の世界でヒーローになろう!」というメッセージを、非常にストレートに描いたこの作品。

アニメ業界から反感を買いそうですが、この団体だからこそ言える、まっすぐなメッセージを少しコミカルに描いたプリント広告でした。

世界各地でアムネスティ・インターナショナルが仕掛けた啓発広告に関心のある方は下記もご覧ください。

アムネスティ・インターナショナルの刺さる啓発広告/プロモーション(まとめ)

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/amnesty_international_wonder_woman?size=original

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