削除された“ハネムーン動画”の意図とは? 米法律事務所の斬新なYouTube広告
Case: Divorce happens
YouTubeで動画を視聴する際に、静止画として表示される『サムネイル』はユーザーに動画の内容を端的に伝える役割があります。そのサムネイルを活用し、アメリカで離婚問題を取り扱う法律事務所「Esteban Gegerly Law Offices」が制作したウェブ広告をご紹介します。
こちらがサムネイル。
KATEとTOMMYという新婚夫婦のハネムーンの様子を収めた映像のようですが…
クリックして再生してみると、「この動画は投稿した人によって削除されました。」と画面に表示されます。
『あぁ、この動画もう削除されてしまったんだな』と思いきや、動画はさらに続き「離婚はよくあることです。」という文言が表示され、ラストに映るのは弁護士事務所の連絡先。
幸せいっぱいのはずのハネムーン映像が、投稿した当人によって削除されたという事象から、“この二人が離婚してしまった”ことを物語っています。
「どんなに愛し合っている夫婦にも、離婚の可能性はあります。もしもそうなった際には、当事務所にご連絡を!」ということを、動画の『サムネイル』と動画視聴時にたまに出くわす『削除済という状況』を用いることでシュールにコミュニケートしています。
“離婚”という重いテーマにも関わらず、思わずくすっと笑ってしまう、クレバーな広告でした。
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動画はコチラ
参考サイト
Buzzilla’s Blog
http://www.buzzillablog.com/2014/01/divorce-it-happens.html
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