「監視カメラ」の既成概念を覆す、コカ・コーラのブランドプロモーション
Case: Coca Cola Security Cameras
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにはいくつもの監視カメラが設置されています。
犯罪防止のために設置されるという理由もあり、よいイメージを持ちにくい監視カメラですが、今回はそんな“監視カメラで撮影された映像”を使ったコカ・コーラのハッピーなCMをご紹介します。
(説明が不要な方は動画を直接ご覧下さい)
街中に設置された監視カメラ。
犯罪や事故などが起きた際にその映像は活用されますが、中には日常のハッピーなシーンも映っていることがあります。
誰も見ていない隙に、キスをするカップル。
ストリート・ミュージシャンの音楽に合わせて踊りだす人。
ホームレスたちのチャンバラ劇。
落とした財布を拾ってあげる人。
エンストした車が再び走り出すのを助けてあげる人たち。
平和を訴える人。
掃除中に踊りだす変わった人。
そして、お母さんに勢いよくハグする子供など、くすりと笑えたり、ハートウォーミングなシーンがたくさん映し出されます。
キャッチコピーは「Let’s Look At The World A Little Differently(少しだけ違う世界を見に行こう)」。
見られていないと思っているからこそ見ることのできる素顔や愉快な行動、心温まる親切な瞬間など、コカ・コーラのハッピーなイメージにぴったりのシーンをうまく引き出したCMです。
他にもまだまだ素敵な瞬間がおさめられていますので、ぜひ以下から本編をご覧ください。
動画はコチラ
世界各地で実施されたコカ・コーラのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
参考サイト
Coca-Cola Jouney
http://www.coca-colacompany.com/stories/ads-worth-spreading-cokes-security-cameras-makes-teds-coveted-list
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