米下着メーカー制作 『世界一ご利益がある勝負下着』

Case: Lucky Looms

アメリカの下着メーカー・Fruit of the Loomが、プロモーション用に自他ともに認める正真正銘の勝負下着を作りました。

誰もが1枚は持っている、これを履くといいことが起こるような気がする勝負下着。しかし、なぜいい結果をもたらすのか、れっきとした根拠がある下着はないはず。そこで、今回同社は、万人が認めざるを得ない「世界一ご利益がある勝負下着」を制作し、販売することにしました。

まずは、自社のロゴと通し番号をプリントした下着を男性用1000枚、女性用1000枚、合計2000枚制作します。

あとは、この下着に“世界一のご利益”を注入していくだけ。

2000枚の下着を手に制作スタッフが訪れたのは、パワースポットとして名高い全米4か所。

初めに訪れたのは、イリノイ州のマーティンズビル。
ここには世界最大の馬蹄があります。馬蹄は古くから幸運を呼ぶラッキーシンボルとされています。

ここで2000枚の下着を一枚一枚、大きな馬蹄のU字形に通すことで、世界最大級のラッキーを注入しました。

次に訪れたのは、ネバダ州にあるフーバーダム。
ここに鎮座する彫像「Winged Figures of the Republic」の足の指をこするといいことが起こると信じられており、全米屈指の人気ラッキースポットとなっています。

ここでも下着を一枚一枚、足の指にこすりました。

次に訪れたのは、ロサンゼルスのチャイナタウン。
ここには「Seven Star Cavern Wishing Well」という泉があり、コインを投げると願いが叶うといわれています。

ここでは2000枚のコインを用意し、コイン1枚1枚を下着1枚1枚にこすりつけ、願いを込めて泉に投げ入れました。

最後に訪れたのは、アラスカ州のソルドトナ。
ここには世界最大の四葉のクローバーのコレクションがあり、16万枚以上の四葉のクローバーが保存されています。

ここでは2000枚の下着が入る大きな箱を制作し、箱全体をこのコレクションで覆うことで、四葉のクローバーに囲まれ幸運に満ちあふれた空間を作り、この中で下着を7時間77分間寝かせました。

こうして生まれたのが、世界一のご利益を保証する“正真正銘の勝負下着”。オリジナルボックスに入れられて1枚10ドルで販売されます。

どうしようもなくくだらなくて、愉快な企画。
やってる人たちが一番楽しんでるのかもしれませんね。

動画はコチラ

参考サイト

Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/fruit_of_the_loom_lucky_looms

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