Volkswagen、椅子取りゲームならぬ「駐車スペース取り」ゲームアプリをローンチ

Case: Park it!

職業ドライバーの最大の悩み、それは駐車スペースを見つけること。大手自動車メーカー・Volkswagenは、ノルウェーで商用車を運転する職業ドライバーを対象とした、椅子取りゲームならぬ「駐車スペース取りゲーム選手権」を開催しました。

Volkswagenが開催した「駐車スペース取りゲーム」は、文字通り駐車スペースをいち早く確保する技術を競うもので、予選はマルチプレーヤー参加型のオンラインゲームで、決勝戦はノルウェーの市街地で実車両を用いて行われました。

まずはオンラインゲーム。Volkswagenが開発した「PARK IT」というゲームアプリを起動し、商用車4車種(Caddy、Amarok、Crafter、Transporter)の中から好きな車を選択します。それぞれハンドリング、積載カーゴ数、スピードなどに特徴があります。

ゲームのルールは椅子取りゲームと同じ。音楽が流れている間は、自由に走行し、カーゴを積載したり、コース上をうまく走行したりしてボーナスポイントを獲得し、音楽が止まったら、いち早く駐車スペースを探して駐車します。最後まで残った人が勝ち。

オンラインゲームの勝者は、ノルウェーのテレビ局主催で行われた決勝戦に出場し、実地でのリアル“駐車スペース取りゲーム”に挑みました。

見事最もパーキングが上手い職業ドライバーの称号を与えられた優勝者には、Amarokの新車が贈呈されたといいます。

さらにVolkswagenは一般向けにも同様のアプリをリリースし、同アプリは6万7千件ダウンロードされ、Appストアで人気No.1を獲得しました。今もどこかで「PARK IT」をしながら駐車場待ちをしている職業ドライバーがいるかもしれませんね。

ターゲットとの接点の持ち方が新鮮なプロモーションでした!

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動画はコチラ

Volkswagen Park it! from Try/Apt on Vimeo.

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