運転中の“携帯メールの操作予防”を啓発するレーシングゲーム

Case: SMS Racing

車の運転中に携帯電話を使用・操作することが非常に危険であることは広く知られています。特にメールを打ちながらの運転は、前方から完全に視線を外してしまうことになり、それが原因で起きる事故が後を絶たないそうです。

そこで携帯でメールをしながら運転する怖さを、少しでもリアルに体験してもらおうという狙いのもと作られたのが、この「SMS Racing」というゲーム。

一見するとゲームセンターやオンラインゲームなどでよく見かけるレーシングゲームなのですが、ひとつ大きく異なる点は“運転中に友人とメールのやり取りをしている”という想定のもと、ゲームがスタートすることです。

レース中に友人からメールが入ると、スクリーン右下に携帯電話のメッセージ画面が現れます。そして、受信してから10秒以内に返信しなければならないのがルール。一度も事故を起こさずにコースを1周できればクリアです。

入力するのはたった数文字なので、運転しながらでも簡単にできるかと思いきや、わずか数秒間前方から目を離しただけでハンドル操作が遅れ、センターラインをはみ出してしまったり、ガードレールに激突してしまいます。

もしも対向車にぶつかったり、歩行者をはねてしまうことになったら…と、考えただけでも背筋が凍るような気がします。

ほんの一瞬の油断が引き起こす危険を再確認し、同様の事故を防止するためのゲーム。自分はもちろん、家族や大切な人にもぜひ試してもらいたいと思いました。

動画はコチラ

参考サイト

osocio
http://osocio.org/message/the_thrill_of_texting_and_driving

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