ランナーをメンタル面でもサポート!高機能スニーカーを訴求するadidasのプロモーション
Case: Boost activation
アディダスが新しく発売したスニーカー、「boost」シリーズ。
高いクッション性と強烈な反発性を特徴とし、フルマラソン完走を目指すランナー向けに開発された、機能性に優れた次世代シューズです。
「boost」という言葉には“後押しする”/“勢いをつける”という意味がありますが、その名の通り、弾むような推進力を生み続け、まるで後押しされているようにスムーズに前に進めるという、今までにない履き心地なのだそうです。
アディダスはその優れた機能を多くの人に体感してもらおうと、南米・チリのサンチアゴで開催された国際マラソンで、ユニークな試みを実践しました。
会場の入口に「boost」の靴底に使用されているクッション素材を敷いたゲートを作り、そこを出場選手や観客に歩いてもらいうことで「boost」の履き心地を実感してもらおう、というものです。
しかし、フルマラソン完走に必要なのは最新のスニーカーだけではありません。レースが終盤に差し掛かり、限界を迎えそうな時に、精神的な“boost”つまり“後押し”が必要になってきます。それは家族や友人の応援、そして沿道で声援を送ってくれる人たちの熱い想いです。
フィジカル面と精神面の両方の“boost”を選手たちに届けるため、アディダスは先ほどのゲートにある工夫を施しました。人々がゲートを通った際の振動をエネルギーに変換・発電し、コース沿いに設置した巨大スクリーンに家族や友人からの応援メッセージを表示できるようにしたのです。
ランナーが胸につけているゼッケンには個人を識別するためのチップが埋め込まれていて、ランナーがスクリーンに近づくと、機械がチップを認識し、それぞれの選手に向けた応援の画像や動画がスクリーンに映し出されるようになっています。
ラストスパートに向けて力を振り絞る選手たちのモチベーションを高める、大きな“後押し”となったことでしょうね。
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