コカ・コーラ、“キャンプに参加できない若者”でも夏の思い出を仲間と共有できるロボットを開発
Case : The Social Robot
今も昔も夏はティーンにとって心躍る季節。
イスラエルのコカ・コーラでは、10代の若者たちに“忘れられない夏の思い出”を作ってもらおうと、「Coca-Cola Summer Love 2013」と題したサマーキャンプを展開しています。
ビーチに集まり、青春を謳歌しながらそれぞれにアツい夏を過ごす若者たち。
しかし様々な事情により、残念ながら参加できない人もいます。
この彼もその中のひとり。足を骨折してしまい、楽しみにしていたキャンプを欠席することになってしまいました。キャンプサイトのライブ映像で仲間たちが楽しむ様子を見ながら、部屋でため息をついています。
そんな寂しく過ごさざるを得なかった若者のためにコカ・コーラ社が開発したのが、この「The Social Robot」です。
少しコミカルな見た目のロボットにはウェブカメラとマイクが搭載されており、パソコンで遠隔操作が可能です。キャンプに参加できない人が、自分の『分身』としてこのロボットを離れた場所から操作し、ロボットを通してあたかも現場にいるように仲間たちと色々な体験ができるというわけです。
例えば、友人とおしゃべりを楽しんだり…
一緒に踊ってみたり…
芝生の上で横になって日光浴してみたり…
実際にキャンプに参加している若者たちにも大人気のようです。
より多くの若者に夏の素敵な経験を仲間たちと共有してもらおうと考案したこの試みは、多数のメディアにも取り上げられ、大きな注目を集めました。
“怪我などの事情によりキャンプに参加できない若者”というマイノリティーを、企画の骨子に据えたプロモーション。“Happinessのシェア”を様々なプロモーションを通して体現する、コカ・コーラらしい素敵な取り組みですね。
世界各地で実施されたコカ・コーラのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
動画はコチラ
Coca-Cola presents: The Social Robot from Gefen Team on Vimeo.
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