料金0円で泊まれる“試乗型”ホテルがモスクワに登場

Case: The first in-car hostel in Moscow

チェコの自動車メーカー・SKODAが、モスクワで仕掛けたアンビエントプロモーション。

モスクワでは夏季期間に若者向けのイベントが多数開催されるため、ロシア全土から若者が集まってきます。SKODAはモスクワ市内で宿泊施設を探している若者をターゲットにして、一風変わったホテルをモスクワでオープンしました。

宿泊施設を探そうとユーザーが大手ホテル予約サイト・tripping.comで「Moscow(モスクワのホテル)」と検索すると、スペシャル案件として『料金0円』のホテルが見つかります。

こちらをユーザーがセレクトすると、“SKODA Hostel”として、一般的な宿泊施設ではなくSKODAの自動車が紹介されています。つまり、「SKODAの自動車をモスクワ滞在用のホテルとして、若者にタダで使用してもらおう」という企画です。

公園に駐車されているこの自動車型ホテルには、専用のタオルが用意されていて持って帰ることができます。さらに無料Wi-Fiが完備されており、ペットと一緒に寝ることも可能です。

友達とはしゃいでも大丈夫！もちろん、そのまま市内をドライブ（試乗）してもいいそうです。

こちらの無料“試乗型”ホテルは、好評につきこの夏の予約が既にいっぱいになったとのこと。

宿泊した若者からは「リッツ・カールトンよりもいいわ！」といった声や、「今度車を買うつもりだけど、SKODAにしようと思っている」といった声が聞こえてくるなど、大変好評だといいます。

宿泊施設を探している若者にフォーカスしたユニークなPRですね。
とっても斬新でセンスが際立つ、常識にとらわれない“試乗プログラム”でした。

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