ボンドのアウトドア広告 、どんなに“歴史あるもの”が壊れても大丈夫
Case: MING,SAINT,GREEK
グアテマラのHENKEL CENTROAMÉRICA社が、「SUPER BONDER」というボンドの宣伝のために制作したアウトドア広告。今年のカンヌ アウトドア部門でブロンズを受賞した作品です。
「SUPER BONDER」とはその名の通り、非常に接着力の強いボンド。
同社は、そんなボンドが必要になるであろうシチュエーションをユーモラスに描きました。3つのシリーズ広告です。
・MING篇(= 中国の明人)
・SAINT篇(= 聖人)
・GREEK篇(= ギリシャ人)
それぞれ一番左にいる人が、壷や聖像、彫刻を台座から誤って落っことしてしまおうとしています。
後に並ぶのはそれをその前に見ていた人や持っていた人、そして最後にはそれらの元々の持ち主の姿が。大切なものが壊れてしまって悲しむ人たちが並んでいて、今にも落ちそうな様子に“やばい!”といった状況を描いています。
このビジュアルにより「どんなに大切なものが誤って壊れてしまっても、SUPER BONDERがあれば元通り」というメッセージを伝えています。普通は見えないもの、すなわち“裏側にあるストーリー”を上手に描いたアウトドア広告でした。
参考サイト
Canneslions
http://www.canneslions.com/work/2013/outdoor/entry.cfm?entryid=24849&award=4
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