国連WFP、スマホで“食料支援体験”ができるバス停
Case: Food Link
国連WFPによる食糧欠乏国への食糧援助を促す啓発キャンペーン。
プロモーションの舞台はバス停。
市民にバス停という日常空間で、スマホを使って“飢餓に苦しむ子供に食糧を届ける体験をしてもらおう”という試みです。

バス停の両側面にはポスターが掲示されています。
一方には、数多くの食料が色鮮やかにプリントされています。

反対側には、食糧欠乏国に住む空腹の子供のポスター。

バスの利用者が“食料が描かれたポスター”にスマホをかざすと、ポスターの中の食料品がスマホにダウンロードされて、あたかも実際に食料を手に取ったかのように表示されます。


その状態で“空腹の子供が描かれたポスター”にスマホをかざすと、ポスターの中の子供へ食料を届けたかのように食料がスマホから消え、ポスターに写っている子供たちからの感謝のメッセージや食料を食べている様子が動画で再生されるという仕掛けです。


さらに、Facebookに繋げてこのキャンペーンを友人へと広められるようになっています。Facebookでも、このプログラムに参加した人に対して、遠く離れた国で飢餓に苦しむ子供たちからお礼を伝える手書きの絵ハガキなども送られるということです。


何気ない日常の中に潜む空間と時間を利用して、人々に支援の意義を実体験してもらう試みですね。
素敵なバス停広告に関心のある方は下記もご覧ください
動画はコチラ
参考サイト
PSFK
http://www.psfk.com/2013/06/end-hunger-interactive-bus-ads.html
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