メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション
Case: Invisible owner
メキシコで最大手のペットショップ「+KOTA」によるアウトドアプロモーション。
プロモーションの目的は、飼い主に捨てられた数多くのホームレス犬の存在を知ってもらい、里親を募ることです。
今回同社が考案したのは、“Invisible owner(見えない飼い主)”という奇妙なスタント。
犬の散歩時に使用するリードを形状記憶が可能な素材で、あたかも“飼い主が犬を散歩しているかのような形”に成型します。
このリードを飼い主のいない犬に装着し、街を自由に歩かせることにより、市民からはこの犬が“見えない飼い主に散歩されている”ように見えるという仕掛けです。
異様な光景に、人々はこの不思議な犬の散歩に注目します。
犬の首輪には、「私を飼ってください」と書かれた街の人々へのメッセージカードがつけられています。さらにカードの裏面には、「すべての犬は、飼い主を欲しがっています」と明記されていました。
“Invisible owner”、すなわち、“未来の飼い主が犬の散歩をしている”様子を描くゲリラスタント。“あなたこそが未来の飼い主かもしれませんよ”と訴えるコミュニケーションですね。
この取り組みにより、2ヶ月間で221匹の犬と、犬を飼いたいと思っていた市民が出会うことができたといいます。
動画はコチラ
参考サイト
Buzzilla’s Blog
http://www.buzzillablog.com/2013/05/invisible-owner.html?m=1
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