公開2日で200万再生突破!“ジェームズ・ボンド気分を体験できる”コカ・コーラの007タイアッププロモーション
Case:Unlock the 007 in you
人気映画とタイアップした企業のプロモーションといえば、グッズを作ったり、CMや各種広告表現で連携したりが一般的ですが、今回「コカ・コーラゼロ」が映画007シリーズの最新作「SKYFALL」とタイアップした取り組みはとてもユニークです。
プロモーションの名前は、『Unlocked the 007 in you』。
プロモーションの場所はアメリカのとある駅。男性が何気なく自販機でコカ・コーラゼロを購入すると、タッチパネルに『「SKYFALL」の限定チケットが欲しければ、このボタンをタッチして』と表示され、その後に『自身の名前を入力する』よう求められます。
名前を入力してタッチすると、「70秒以内に6番プラットホームに行け!そうすれば007のチケットはあなたのものだ!」とメッセージが表示され、自販機のそばにいたバイオリニストが“007のテーマ曲”のサビの部分を演奏し始めます。
自販機から6番プラットフォームへの道のりには、007の映画本編のように、様々な障害が待ち受けています。
例えば、掃除のおじさんが進路を妨害してきたり、美女に知り合いだと間違えて声をかけられたり、エスカレーターでもジョギング中の2人が邪魔をしてきたりします。
さらには、ガラスを運搬する人が道を遮ってきたり、進路にオレンジを沢山転がされます。
様々な障害を回避して、なんとか70秒以内に6番プラットフォームに到着すると、そこにはタッチパネル自販機があり、最後の指令が待っています。
指令は、『この場で007のテーマ曲を歌いなさい!さすれば限定チケットを授けよう!』というもの。
人が大勢周りにいる中、チャレンジャーが戸惑いながらも007のメロディーを大きな声で口ずさむと、周りにいる人たちも一緒に口ずさんでくれ、最後には大きな拍手で彼をたたえてくれます。
限定の劇場チケットをゲットしてガッツポーズをするチャレンジャー。
映画「007」の主人公“ジェームズ・ボンドの気分を味わえる”というプロモーション。映画の世界観を、プロモーション施策にストレートに反映していますね。
コカ・コーラ ゼロは“Make It Possible”(誰にだってできる)をブランドメッセージとしていますが、その一環として実施された今回のタイアップ企画。“誰だってあのジェームズ・ボンドになれるよ”というメッセージかと思います。
ブランドメッセージとの連携次第でしょうが、こういう映画とのタイアップ施策も新しくて面白いですね。
世界各地で実施されたコカ・コーラのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
動画はコチラ
参考サイト
・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/cocacola_zero_unlock_the_007_in_you
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